【沸騰屋紹介】強固な雇用を創出し、日本の資産を守る

強固な採用を創出する

はじめに

営業本部長の佐々木です。

半年に一回、精神的にも肉体的にも限界突破するチャレンジを自分に課しています。直近は小田原城から有明まで約100km、不眠不休で歩きました。二日酔い&オール明けで舐めた状態でのチャレンジだったので、50km付近で左足が肉離れ。残りは気合いと根性でなんとか歩ききりました。

これは、普段の生活がいかに恵まれているかを自分に認識させるためやっています。私がホームレスだった頃は、屋根があるところで寝れるだけで本当にありがたかったのですが、今は薄れてしまっております。このように人間は調子に乗り、御蔭様の心を忘れる生きものです。あえてこういうキツいことにチャレンジすることで、自分自身を律しているのです。次回はフルマラソンにチャレンジ予定です。

さて、インビジョンの沸騰屋(=営業)に興味を持っていただきありがとうございます。

今から沸騰屋のチームミッションの紹介をしたいと思いますが、その前に

あなたはこれまで、どれほどまでにどろっドロでヒリヒリな面白人生を送ってきましたか?

インビジョンでは、それを確実に上回るどろっドロでヒリヒリする面白仕事ができるとおもいます(前提、あなた次第ですが)。この記事を読んで激ってきた方はぜひとも一度お話ししましょう。

強固な雇用とは

沸騰屋はただの雇用の創出するチームではありません。強固な雇用を生み出す採用戦略を描き、伴走していくチームです。お客さんの事業計画/価値観を頭、腹、肌で理解し、経営者の次に思考します。右脳=自社コンテンツを生み出すクリエイティビティと、左脳=定量データに裏付けされた分析・改善提案で、強固な雇用を創出するのがミッションです。

強固な雇用を説明する上で、事業者が世の中から求められているニーズの変化の理解が、まずは欠かせません。

ニーズは大きく
・大きなニーズ:環境問題、人口問題etc…(これは政府が取り組むもの)
・中くらいのニーズ:利用すると便利なもの
・小さなニーズ:自分好み、パーソナル
の3つに分類されます。

ここで一つ「これがあったら便利だな」と思うサービスを思い浮かべてみてください。次にネットでリサーチをかけると、大抵それが叶うサービスが出てくるとおもいます。

そう、モノコトサービスがありふれた現代において、中くらいのニーズ(便利だから買う)を満たすサービスはもう既にあり、世の中のリクエストは徐々に小さなニーズ(自分好みにカスタマイズできる)が叶うモノに移り変わっています。

わかりやすくするために、カフェを例に出します。

従来カフェは「そこそこ美味しいコーヒーでコスパよく休憩したい(=利便性)」を満たせれば良いものでありました。

しかし見渡せば街中カフェだらけの現代、その役割も「自分好みを汲み取って粋な接客をしてくれる空間(=自分好み)」へとシフトしています。そうでなければ、顧客が選ぶ理由にならなくなってしまいます。

カフェを例に挙げましたが、全ての事業者は上記のような、より細分化された小さなニーズに向き合わなければ、事業継続ができない現実に直面しています。

ニーズが変われば、採用ターゲットに求められるJD(仕事内容)、JS(必要能力)も当然、下記の表のように変わるわけです。

カフェの場合JD(仕事内容)JS(必要能力)採用ターゲット
中くらいのニーズ
(便利軸)
レシピ通りのドリンクを作り、接客するマニュアルに従い、早く的確に作れる接客が得意で、チームワークを重視する人
小さなニーズ
(自分好み軸)
お客さんの細かいニーズに応じた提案や対応

例)豆、炒り具体、挽き方の選定やラテアートなど
コーヒーの知見、個別のニーズを引き出し、パーソナライズできる対話力好みを深掘りして提案できる人、自社の考え方に共感し共に体現したい人

我々沸騰屋の言う「強固な雇用」とは、小さなニーズを満たせる人材の雇用のことを言います。言い換えると「事業者が描きたい世界観を共に創れる人材」の雇用です。

ここで強固な雇用が顧客から求められている例を一つあげましょう。

取引先から紹介されたAさんから、下記のような連絡が佐々木に届きます。

昨年から組織化を進めてきて、今は社長から「幹部候補」になるような人を採りたいというオーダーがあります。
なので、事務員というよりは既に色んな経験をされていて即戦力になる方を探しています。
直近で「幹部候補」2名を採用したのですが、「評論家」みたいな人が入ってきてしまっていました。
下記は愚痴みたいになり恐縮ですが、私だけでなく他の部長も同じことを感じている客観的事実です。
・打合せでは何も次のアクションが決まらない(無駄な打合せの見本みたいな打合せを設定する)
・既存メンバーは「どうやったらできるか」模索している中、見積もりなどの数字だけ見て否定する
・自分は全く実務に入らない
・社長に媚びを売って評価だけは高い
なので、「経験はあるが評論家ではなくしっかり業務を推進できる人」を採用したいと考えています。

「幹部候補」という言葉ひとつとっても、全く想定外の人を惹きつけてしまうことがあるんです。だからこのメールのような経営・組織上のリアルな悩み(=小さなニーズ)を握り、企業が前進するために本当に必要な採用ペルソナ再定義〜採用活動全体の見直しを行う必要があります。今回のペルソナ「しっかり業務を推進できる即戦力」には、表面的な魅力の発信ではなく、社内での生々しい出来事へとどう向き合っているのか?がきっと刺さる。なので社内のリアルなフィードバック内容や、社長の厳しい部分まで赤裸々に発信する企画を提案しています。

人間関係のエラーは、時に組織に猛毒となります。
ここに日々脳に汗をかきながら向き合うのが、インビジョンの沸騰屋の仕事です。

どんなスタンスで顧客と向き合うか

沸騰屋では、顧客と向き合うにあたって大切にしていることが3つあります。

「準備8割」
事前準備/議事録が考え抜かれた内容であること。

図のような感じで、定量的分析はもちろんのこと、採用ペルソナ・コンセプトまで考えて、左脳(=ロジカル)と右脳(=ワクワク)をフルに刺激する打ち合わせを行います。

「気持ち悪くなるくらい脳に汗をかく」
枠組みの提案、構築は誰でもできる。大切なのは中身を壁打ちできる相手になること。

「お客さんとすごく仲良くなる」
HR領域はもちろんのこと、自然社会に関するあらゆるインプットを欠かさず、知識・意志・プライドを以てお客さんに向き合う。ただし最後は人間対人間であることを忘れないこと。

この3つを浸透させる上で、メンバーとは度々衝突がありました。1番厄介なアクは「粗利目標」でした。営業ですのでもちろん粗利目標は大事なのですが、強固な雇用を創出する上で重要な目標は「顧客の採用達成率」です。その先に自分たちの粗利がある、この構造を決して忘れてはいけません。

この3つの浸透のために、頻繁に対話を重ね、度々ケンカし、そして飲みに行き、、、を重ね、最近までは全然ダメでしたが、メンバーも徐々にレベルアップしてきています。

いくつか顧客とのリアルな事例もご紹介します。

▼納品時に社長が男泣き(ゆうき総業株式会社様)

▼プロジェクトメンバーと建設的な本音のぶつかり合い(株式会社COLOR様)

▼1枚のラブレターからお取引開始(有限会社春華堂様)

上記の事例を見てお分かりかと思いますが強固な雇用に向き合う手段/サービスは、HRハッカー、ダシマス、ダシトレ、コンサルティング、ブランディング、ホームページ、動画、採用ピッチ、広告運用etc…と無数にあります。裏を返せば、決められた商材/型/案内/セールスで以て向き合えるものではないと言うことです。あなたの企画力で顧客の採用戦略の”中身”の壁打ち相手になり強固な雇用に伴走していくわけです。

そのプロジェクトがいいものになるかどうかは100%メンバーに依存します。あなたの向き合い方や熱量、インビジョン内での巻き込みももちろん重要ですが、顧客側メンバーをどう巻き込んで実施するか?の方がもっと難易度が高く重要でして。ここにどろっドロの人間模様があります。上記の事例に関しても例外はありません。

どんなに事前準備をしても、どんなに顧客ことを考えても、どんなに仲良くなっても、プロジェクト中にエラーは必ず起こるものです。そこへのイレギュラー対応も含めエンタメ化して向き合うことができる人にとってはきっと、これ以上に面白い仕事はないんじゃないかと思います。

日本の資産を守る

強固な雇用の創出は、あくまでも手段です。その先に何を実現したいのか?それは

「日本の資産を守る」

と言うことです。

私たちは、100年以上続く老舗企業の数が世界一の国・日本に生まれ、働いています。世界の半数以上の老舗企業は日本に存在します。

いま、特に地方企業を中心に、事業継続の危機に瀕しています。その理由は根本思想に共鳴した後継ぎ人材が不足しているからです。

根本思想に共感した人を採用できないと事業承継できず、倒産か外資へのM&Aの道を辿ってしまいます。これは日本の資産の損失に他なりません。
私たちは強固な雇用創出を通じて、世界に誇れる日本の資産(チーム力/事業/技術/伝統)を守り、100年先に承継していきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。激ってきましたらぜひ一度、お話ししましょう!

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この記事を書いた人

佐々木 大地

執行役員営業本部長
沸騰屋/営業

佐々木 大地

21歳でホームレスとなり日本、世界旅を経て消防庁へ入庁。退庁後は代議士の鞄持ちを経て独立、官民連携仲介システムを開発し500を超える企業と100を超える行政の連携を支援。その後インビジョンにて地域事業者、地方自治体を中心に後継者採用に向き合う。ライフスポーツはラグビー、ポジションはスタンドオフ。