メンバー

主成分は酒、プロレス、音楽。「日出ずる国」代表熱狂系放蕩者。

インビジョン入社前の経歴

夭逝に憧れた10代、残りの人生はボーナスステージ

「It’s better to burn out than to fade away」ニール・ヤングの「Hey Hey, My My」の一節。
意味は「消えていくより、燃え尽きた方がいい」。
カート・コバーン、ブライアン・ジョーンズ、ジミ・ヘンドリックス。ロックスターは27歳の若さで燃え尽きた。シド・ビジャスに至っては21歳。
ダラダラ生きるよりも一瞬で燃える美学。
気仙沼、男子校、髪はツンツンのスパイキーヘア、革ジャン通学、イヤフォンは爆音で「アナーキー・イン・ザ・U.K.」。
中学時代にバンド結成。新聞配達で貯めた貯金で購入したドラムセット。高校時代はまさにrock ‘n’ roll high school。
このメンバーでバンドで生きる。そして一気に燃え尽きてやろうと思って矢先の18歳の冬にバンド解散。
ロックスターへの想いは流れ星になり消えた。
なんとなく心理学に惹かれて、心理学科のある大学に入学。クラスは女子ばかりで360度男子だった高校時代から一変。ノリがわからず、少し息苦しかった。
スパイキーヘアは鳴りを潜め、音楽はPUNKSからPOPSにシフトチェンジ。でも夭逝の憧れはそのまま。
2007年に革ジャンからスーツに着替えて、杜の都・仙台から花の都・東京へ。
そして27歳を迎える2011年の3月11日。
東日本大震災で私が生まれ育った気仙沼の街は崩壊した。
実家、100年続く製菓店、故郷の原風景はすべてがれきの山になった。
「生きなければならない」
実家のがれきから、ぼろぼろになったドラムセットを見つける。
「死ぬまで生きよう」
27歳で終わろうとしていた。なので27歳以降の余生はボーナスステージだ。
翌年、結婚、新しい家族が増えて、一人称が「私」から「私たち」に変わった。

シド・ビジャスに憧れた10代、今はローリング・ストーンズを追いかけたくなった40代を生きている。

 

インビジョンに入社した理由

ばばば!「100億円ではなく100年以上続く会社を作る」ってなんだべ

これまで東京朝焼け青春物語は求人広告制作編、テレビ雑誌記者編、SEOライター編を経て、
いよいよインビジョン編に。

”インビジョンをわかりやすく例えると「オールナイトニッポンのような会社」かもしれません
「相当コアなファンがリスナーになっている」
「形式的な情報発信ではなく、自然体でリスナーとの距離が近い」
そんな会社でありたいし、そうなりたいと思ってこの言葉を使っています。”

”「売上100億円よりも100年以上続く会社を目指します」
企業価値、文化を脈々と継承する会社ってものすごくかっこいい”
いうインビジョンの求人原稿のアウトプットがすべて。

実家は明治時代から130年続いているお菓子屋。
いまは長兄が5代目を継いでいます。商品のラインナップや内装は変わってもお店の文化は祖父の時代から変わっていない。
この脈々と引き継がれている文化に小さいころから憧れていた。

なので、インビジョンの100年以上続くにピンと来て
「この会社でしか味わえない、感じられない、実現できないことがある」と面接で確信。
だがらインビジョンに決めた。

入社後の光と影

ググっても答えが見つからないお題

震災以降、東京で気仙沼のための活動をしていたが、何か物足りなさを感じていた。
何かをしたいが、具体的にわからず、何も出来ないもどかしさがあった。

2016年5月、インビジョン入社後、誠吾さんから
「したいなら、やってみなよ!」と内定式を気仙沼で行うプレゼンの機会をいただいた。

何とか熱量だけで企画OKまでこぎつけたが、具体的な手順はまったくの白紙。
まずはなにから手を付ければいいのかわからない状態。

「内定式 東京の会社 気仙沼」で検索しても答えは出てこない。
ググっても答えが見つからないお題。それでもまずはやってみる。
背中を強く押してくれた誠吾さんのためにも、やるか、絶対やるか。
思えば、インビジョンに入るまで漫然と仕事をしていたかもしれない。
0から何かを作る経験はなかった。32歳、人生で初めてだ。
そんな私が、内定式の企画・朝昼晩の食事・泊まる場所・撮影場所の確保・地元新聞社やテレビ局への取材依頼・現地で使う道具の手配・カメラマンさんの手配・タイムスケジュールの作成・しおりの作成・交通機関の下調べやチケットの手配・現地でのレンタカーの予約・漁船のチャーター(いっちゃんキツかった。誰もかしてくれねぇ笑)・大漁旗のデザイン依頼や制作の手配
・・・瞬く間に時が流れ、本番の日を迎えた。

現地では、同級生の澤井が協力してくれた。
夏を引きずる9月の日照りの中で嫌な顔を一つせずに協力してくれた。
不安と不安と不安だけを抱えていたが、大きなトラブルもなくほぼ計画に進むことができた。
最終アジェダである内定式コンテンツ用の撮影をし、みんなで映像を確認。
『OK!撮影終了。』の声と同時に澤井の顔が目に入った。途端に、グワっと涙が溢れた。思えばあんなに大勢の前で泣いたのも、人生で初めてかもしれない。
気仙沼への想いがカタチになった。

めちゃめちゃ甘ちゃんな考えかもしれない。でもカタチにできた。前に進められた。
これまでスタート地点にすら立たずに、理想だけ語るだけの自分を変えられた。

エネルギーの源泉

ルーツと縁を誇りにして生きている

「故郷に恩返し」のビジョンが言葉として、しっくりこなくなった
故郷のために自分ができることを果たすことがビジョン。故郷は絶対に守らなければならない場所だが、それ以外の事柄に対してはどうなのか。
生まれ育った町、住んだことがある場所。大事にしたいと思った出会った方々、文化や歴史をなくしたくない。

ビジョン「かけがえのないものを守る、守り続ける」
ここまで育ったルーツとなる構成物質(プロレス、音楽、地域やほんとにいろいろいろ)と
出会った人とのつながり、つまり、えにしを尊く思っているんだなと。

二回目の成人式を迎えて、ようやく自分の事をわかりはじめました。

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心が動くモノ・コト108

  • 大漁旗のデザイン
  • 旭日旗の意味を正しく理解
  • 日章旗のバランス
  • 皇居に向かって敬礼
  • 魂の故郷、靖国神社参拝
  • 千鳥ヶ淵参拝
  • 七生報国 の考え方
  • 祝日を旗日と呼ぶ人
  • 国旗掲揚の作法
  • 君が代の歌詞
  • 子どもが背中に乗ってマッサージ
  • トイトレ卒業間近
  • はじめて自転車の補助輪なしで走行
  • 小中高、無遅刻無欠席
  • 誰にも知られない掃除
  • Zoom背景、相手ごとにカスタマイズ
  • オリンピック会場規模の大きな施設、建造物を下から見る
  • 上りのエレベーターの降り際に「1F」を押す作法
  • コロコロクリーナーの使った後に、汚れた部分をはがす作法
  • 新しいごみ袋をセットした際に、手で底まで袋を拡げる作法
  • 開けにくいCDのビニール
  • CDのライナーノーツ
  • ターンテーブルの針がレコードの溝に落ちるときの「ブッ」という音
  • 60年代レコードのジャケットの匂い
  • スキニージーンズに革ジャン、ジョージ・コックス
  • ディッキーズに黒T、VANS OLD SCHOOL
  • モッシュ、ダイブ、サークルピット
  • シンガロング
  • 初期パン、メロコア、ミクスチャー
  • アンチ・ベストアルバム派
  • 輸入盤のCDの音量バグってる
  • 中古レコ屋ですでに持っているCDを購入
  • 「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」をすらって言える
  • 「スティッキー・フィンガーズのジッパー版を持ってますよ」と言っちゃうやつ
  • サブスク未解禁のアーティストの解禁しない理由
  • 左利きのベース弾き
  • 雑学のベースがこち亀
  • スラムダンクを初版で揃っているのが自慢
  • ノートラップ・ランニングボレー・ハヤブサシュートの響きが好き
  • 年齢的に世代じゃないジャンプコミックを語れる
  • 地元出身の著名人、有名人を知ってる
  • 故郷を「くに」と呼ぶ人
  • 琵琶の音
  • 元チェーンスモーカー
  • 飲み会でタバコの火を舌で消す
  • 清水エスパルスのチャント「ロコロコ」の動き
  • 横浜DeNAベイスターズをいまだに「横浜ベイスターズ」と呼ぶ
  • 横浜ベイスターズのチャンステーマ4。そうローズのテーマ
  • 記念日はいつも雨。つまり雨男
  • 大河ドラマの終わりのミニコーナー
  • 朝ドラの舞台だった地域にいくと主人公を探してしまう
  • コンテンポラリーダンスを踊る森山未來
  • Eテレをいまだに「教育テレビ」っていう人
  • 日曜日の深夜はテレビもラジもなくて寂しかった
  • 辻仁成を純文学扱い
  • 京極夏彦の「魍魎の匣」の本の厚さが好き
  • 雨が降り始めのアスファルトの匂い
  • 雨上がりのアスファルトの匂い
  • 黄昏時の音
  • 12月に飛ぶトンボ
  • 大みそかに遠くから聞こえる鐘の音
  • 三寒四温を感じる4月の朝
  • もののあはれ
  • 雪が降る中で食べるカップラーメン
  • 洋画を字幕派。外国人が日本語話すとちょっと違和感
  • ルーツと縁(えにし)を誇りに生きている
  • シュワちゃんの最高傑作は「キンダー・ガートン・コップ」
  • アニメはプロダクションIG、MAPPA、SARU、マッドハウス だよねっていう世界観
  • サザエさんのじゃんけんの勝率は60%
  • 自主的地域清掃
  • レインメーカー
  • オクラホマ・スタンピート
  • シューティング・スタープレス
  • エメラルドフロージョン
  • カウント2.99
  • 四天王
  • 闘魂三銃士
  • 闘魂
  • 環状線理論
  • 風車の理論
  • Uスタイル
  • ストロングスタイル
  • ノーロープ有刺鉄線デスマッチ
  • ノーDQマッチ
  • イッテヨン、東京ドーム
  • 2000年2月26日 日本武道館 田村潔司vsヘンゾ・グレイシーでの「田村潔司」が入場曲を「UWFのテーマ」に選んだ背景
  • どちらかというとアンチメジャー
  • 1997年11月16日、フランスワールドカップ予選の日本vsイラン戦でのダエイのヘッドの絶望感
  • 2002年6月4日、日韓ワールドカップの日本vsベルギー戦での鈴木隆行のつま先ゴールの興奮
  • 2011年1月29日、AFCアジアカップ2011決勝の日本vsオーストラリア戦でのホラリラロ
  • 2018年6月19日、ロシアワールドカップの日本vsコロンビアの香川の先制PKをける瞬間のドキドキ感
  • 1998年11月1日、第118回天皇賞で第三コーナーでのサイレンススズカの失速を見た瞬間の絶望感
  • 2006年10月1日、凱旋門賞でのディープインパクトの最後の直線で交わされた瞬間の失望感
  • 2011年3月24日、ドバイワールドCでのヴィクトワールピサとトランセンドの日本馬のワンツーフィニッシュ。震災の傷を癒えない日本に大きな感動
  • 2006年3月18日、第一回WBC準決勝戦の日本vs大韓民国戦での福留の2ランホームランの鬱憤がはじけた瞬間
  • 2009年3月24日、第二回WBC決勝戦の日本vs大韓民国戦でのイチローの決勝2点のタイムリーヒットの興奮
  • 2023年3月20日、第四回WBC準決勝戦の日本vsメキシコ戦での村神様のサヨナラ打の絶叫
  • 2023年3月21日、第四回WBC決勝戦の日本vsアメリカ戦での岡本のソロホームランのかっこよさ
  • 恩送り
  • 二回目の成人式
  • 右利きなのに左手で箸を持つ
  • ココイチ10辛、ノーダメ
  • 山椒は辛いではなく、しびれるだけ。辛いって名乗るな
  • 激辛ホットソース
  • スコヴィル値200万超え
  • 創業100年越え
  • セツルメント活動
  • 前後際断

小山 晃宏のコラム

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