「感動をつなぐ仲間づくり」は条件よりも共感が大切。龍の家が取り組んだ採用の土台づくりただの応募獲得ではなく「共感採用」へ!ビルドプロ様らしさを込めた採用支援

株式会社アスペックコーポレーション
課題
サービス

企業名
株式会社アペックスコーポレーション
業界
飲食
エリア
福岡県
創業年数
1984年10月
従業員規模
501名〜1000名

0 採用・組織課題

感謝を胸に、常に動き続けるアペックスコーポレーション様は、『人生を楽しく、感動で満たしながら歩んでほしい!』そんな想いのもと、従業員一人ひとりの人生を大切にする企業です。従業員自身が感動を感じ、その連鎖がホスピタリティとなってお客様にも伝わっていく。今回は、そんな想いをより多くの求職者に届けるための採用支援に取り組みました。

メイン事業でもあるラーメン店「龍の家」では、豚の頭骨と水だけで炊き上げた濃厚なこだわりの豚骨スープと自社製麺、元気な接客と細やかな気遣いが特徴のお店です。

現在、店舗の安定運営と従業員のワークライフバランス向上のため、『1店舗につき正社員6名』を目標に採用の強化をしています。

そんなアペックスコーポレーション様の採用課題は、「応募がこない」「すぐに辞めてしまう」といった表面的なことだけではなく、他の企業と条件競争になっていたり、求職者が惹かれるポイントが上手く発信できていなかったりという、「会社が目指していること、実現したいことが伝わっていないこと」が、本質的な課題となっていました。

<抱えていた課題>

☑︎ 応募数を増やしたい、採用率を上げたい
☑︎ 自社の魅力を発信する採用広報コンテンツが少ない
☑︎ 自社の魅力を言語化できていない

01 “感動をつなぐ仲間づくり”のために。採用の土台を再構築

採用においてどのような人と働きたいのか?が言語化されておらず、また募集広告を掲載する際には、バラバラに店舗主導で掲載をしていたため、店舗ごとに採用の質や表現にばらつきが出るなど、広告の効果検証や改善も難しくなっていました。

そこで、まずは「採用土台の確立」をテーマに、ラーメン龍の家で、アルバイト・正社員ともに働きたい人物像についてヒアリングを実施しました。

ラーメン龍の家は、経験やスキルよりも「これから変わりたい」「挑戦してみたい」という想いや「チームとの調和」を大切にします。たとえ自信がなくても、一歩踏み出せる勇気を応援する環境です。そのため、正社員は「自分に自信はないが、可能性を最大化したい隠れ情熱家」やパートさんでは「家族優先だけど、働ける時間にしっかり働いて稼ぎたい頑張り屋さん」など雇用形態や属性に合わせてペルソナを作成しました。

また、募集の運用については、本社主導で各店舗の必要人数を把握し、一元的に管理する体制への移行をご提案しました。

募集する際のフローを変更したことで、初めは各店舗の店長から「ちゃんと掲載されているの…?」と不安の声もちらほらとありましたが、結果として応募の質が向上し応募率がUP、店舗ごとのばらつきがなくなり、求職者に対して企業としての一貫性や安心感を伝えることができるようになりました。

02 あなたのホスピタリティが、ラーメンの一部になる。想いを届ける採用広報

アペックスコーポレーション様では、これまでSNSを通じて店舗イベントなど「お客様向け」の情報発信は積極的に行われていましたが、「求職者向け」のコンテンツはほとんどなく、働く動機となる情報が届きにくい状況でした。

いまの求職者は、複数の企業を比較しながら応募を検討しています。その中で、会社の価値観やリアルな働き方が見えるかどうかは、応募意欲を大きく左右します。実際、アペックスコーポレーション様には、採用・広報ご担当の方をはじめ、仕事に熱い想いを持つ社員の方が多くいらっしゃいます。それが十分に表に出ていないのは、非常にもったいないと感じました。

そこで今回は、アルバイトから正社員になった主婦の方や、前職もラーメン業界だった新入社員の方など、さまざまなバックグラウンドを持つ8名の社員の皆様にインタビューを実施。良い面だけでなく、課題や伸びしろも含めた“会社のリアル”を伝えるコンテンツを制作しました。

さらに、求人媒体では伝えきれなかった社内の雰囲気や制度についても、より体系的に届けられるよう、「採用ピッチ資料」と「採用サイト」も新たに制作しました。

採用サイトのファーストビューには、代表・梶原様へのインタビューを通じて生まれたキャッチコピーを掲載。「お客様との会話も、ラーメン一杯の料金に含まれている」という言葉に着想を得て、“従業員の人生=ホスピタリティ”もラーメンの一部だと捉え、「ラーメン一杯=味+技術+『あなたの人生』」というメッセージが完成しました。

こうした取り組みによって、企業文化や働く魅力、ビジョンを多角的に発信できる基盤が整い、求職者とのより良いマッチング実現へとつながっています。

03 ラーメンも、人生も、求人も、熱々の方がいい。

採用活動においては、企業の想いを伝えるコンテンツと同じくらい、限られた予算の中で効果を最大化する広告運用の工夫も重要です。

アペックスコーポレーション様では、まず採用目標から逆算して必要な応募数を設定し、過去の応募実績をもとに広告費の最適な予算配分を行い、職種や雇用形態、注力の優先順位に応じて、広告費を柔軟に調整しながら運用を行いました。

掲載原稿では、単なる条件提示ではなく、「どんな人と働きたいか」という軸を大切にしながら、はじめに作成したペルソナを元に一緒に働く仲間へのラブレターのような熱い想いを表現しました。採用広報用のインタビューで、ある従業員の方から「龍の家は、主婦でも母でもない、“一人の私”でいられる場所」と語られるなど、働く人自身の言葉やリアルな声をそのまま原稿に反映。会社の価値観が“伝わる”働く人の熱い想いも感じられる求人に改善をしました。

こうした改善により、応募数は増加傾向にあり、アルバイトの応募単価は7,000円台から3,000円台へ、正社員も4万円台から1万円台へと大幅に抑えることができ、質とコストの両面で改善が見られました。

アペックスコーポレーション様の情報はこちらから

・ホームページ:https://www.apex-online.co.jp/
・採用サイト:https://apex-online.hr-hackerplus.com/
・求人情報:https://hr-hacker.com/apex-online

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