裏方こそ我が本舞台！営業事務から「ちゃんとする」基礎工事担当へ

インビジョン入社前の経歴

やりたいことも武器も持たない私に、運命の出会い

小学生の頃から歴史が大好きだった私。
学校の図書室に通っては歴史に関する漫画や考古学の写真集を片っ端から借りて読みまくり（ミイラの本は怪しまれたな…）、好きすぎて大学の専攻も歴史。
何でそんなにハマったのか分からないけど、きっと歴史上の人物の志を掲げる生き様がかっこよかったんだろうな。

だからと言ってそれを活かせる仕事に就いたわけではなく。
特にやりたいこともない上に超就職氷河期で就活も上手くいかず。
何の武器も持たない私は、最初に入った医療機器を扱う会社で頼まれたことは何でもやった。
それこそコピー1枚とるのもめっちゃキレイに作業して、仕事が丁寧だって褒められたっけ。
雑用も多かったけど腐らずに一つひとつを一生懸命やっていたら、思いがけず株式上場準備の部署に移ることができた。
ものすごくやりがいがあったけど…人間関係に悩んで辞めた。自分と戦い切ったから後悔はしていない。

そして転職活動中に出会った会社。
それが求人広告の代理店で、私にとっては運命の出会い。
求人原稿の写真を見て「面白そう」という直感だけで入社した。
営業事務って楽しい！って思いながら毎日が充実していて、ずっとここで働こうと思っていたけれど…。
会社がリーマンショックで廃業。その後何社か転職したけど、求人業界への想いは捨てきれず…。

インビジョンに入社した理由

きっかけは正直、「声を掛けていただいたから」

また求人業界で営業事務をやりたいという想いはずっと抱いていたものの、あの時に味わったワクワクする会社との出会いは無く、もう無理かなと半ば諦めかけて、気が付けば4年半の月日が過ぎていた。

そんなある日、広告代理店で一緒に働いていた間々田さん＆誠吾さんから数年ぶりに着信が。
（誠吾さんは昔の上司で横浜にあった営業所の所長、間々田さんは先輩で私は営業事務）

最初は間違い電話かと思ったけれど、折り返してみたら営業事務を募集しているからインビジョンに来ないかというまさかのお誘い。
連絡をくださったのは恐らく、少し前に石井さんとFacebookで繋がっていたから思い出してくれた…のかも。

ただただ驚いて、でもまた一緒に働ける、求人広告の仕事ができると思ったら、素直に嬉しかった。
それなのに前職の会社が繁忙期を迎える前だったので周りに迷惑がかかると思い、最初は迷ってしまった。
そんな時、「あんた本当にこのままでいいの？今のところで仕事を続けたいの？」と背中を押してくれた家族と
採用活動をしている中でギリギリまで待ってくれた誠吾さんには感謝しかない。

後日、仕事帰りに以前のオフィスで誠吾さん・石井さんと面談…というよりはカジュアルにお話をしていただきウキウキしながら帰ったのを覚えている。
「親戚の仕事を手伝うから」と言って退職の申し入れをした時に「それなら仕方ないか」と快く送り出してくれた前職の社長にも感謝している。

入社後の光と影

自己イメージを手放して見えたもの

入社して以来12年間ほど、求人広告の営業事務として原稿作成や庶務業務を行いながら毎週締切に追われる日々を送ってきた。
営業事務は自分に合っていると思っているからこそ楽しかったし、無事に締切を終えた時はやり切った達成感もあった。
でもここ数年でHR業界の流れは目まぐるしく変化。ふと心のどこかである思いが頭をもたげてきた。

「自分は本当にこのままでいいのか？」
フワッとした不安がありながらも、向き合わず放置していた。

そんな時に始まったのが、2024年1Qで実施された「コーチ制度」。
まこちゃん（坂牧さん）にコーチに付いていただいた…が、やりたいことをなかなか言語化できないという壁にぶち当たり、正直しんどい。
そんな私を急かすでもなく、「こういう方向性で考えてみたらどうでしょう」と根気強く寄り添い、想いを引き出してくれたおかげでようやくずっと抱えていた「会社をちゃんとしたい」という想いを言語化し、内部統制をきちんとするための基礎工事をやっていくという方向性を決めることができた。
まこちゃん、その節は本当にありがとうございました！

思い返せば今までも営業事務と並行して人事やRPAなど全く畑違いの業務もやってきた。
正直「私にできるのか」「これは私の仕事なのか」と思うこともあったけれど、とりあえずやってみようと思ってやってきて良かったと思う。
今思えば、全てが私の経験値。活かすかどうかは自分次第。

エネルギーの源泉

昨日の自分より今日の自分、今日の自分より明日の自分。

仕事もプライベートも人生で「ここまで」っていうのは多分ない。
終わりにしてしまったら、そこで自分の成長は止まってしまう。
カンストしたらそれ以上レベル上がらないもの。

仕事においては、職場でなくてはならない存在、いてもらいたい人であること。
そのためには日々これ修行。
イギリスの歴史家トインビー博士は86歳で亡くなる直前まで仕事をしていた。
その博士の口癖が「さあ、今日も仕事をしよう！」
…かっこいいよなぁ。毎日こう言える自分でありたい。

あとは、人生で何が起こっても負けない自分を作ること。勝つことも大事だけど、負けないことも同じくらい大事。
色々あるけれど、その人に乗り越えられない試練はやってこないんだそうだ。冬は必ず春になる。
自分の中に一本、ここだけはブレないっていう芯をもって、死ぬ時に「我が人生に一片の悔いなし」って言えたら最高かな。

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