メンバー
生きるために旅をし、旅をするために生きる
インビジョン入社前の経歴
自分の目で直接見に行くしかない
じぃちゃんばぁちゃんが茶道の師範で、「茶室で茶を飲む」という行為が日常的に当たり前だった。400年以上も前に、入り口の構造一つで平等を体現した「茶道」という世界観。冷静にやべぇ…。ただ、その時は凄さ魅力を本質的に理解できていなかったような気がする。
なんなら茶道そのものより、たまに体験に来る外国人の反応の方が面白かった。ただ茶を飲むという所作に、「Excited!!」とか「Amazing!!」とか、やたらオーバーにリアクションする。
なんやねんこの人たちは!?めっちゃ興奮してるやん!俺も混ぜてくれよ。
その頃、資料集の端っこにあるコラムで、ツバルという国を知った。海面上昇で水没の危機に瀕しており「世界で最初に沈む国」とも言われる国だ。そんな特殊な環境での生活がまっじで衝撃で、授業そっちのけで資料集や地図帳にのめり込んでいた。
ある時ふと気づく。自分からしたらツバルは「特殊」だけど、ツバルっ子からしたらそれが「当たり前」なのかもしれん。あの海外ニキたちが茶室で興奮していたのってこういうことなのか??「俺の常識あなたの非常識」。そういう世界、もっと知りてぇ。
初めはTVやネットから世界を覗こうとした。でもなんか、そこにある情報に「Excited!!」はなかった。違う、こんなんじゃねぇ。世界はそんな「キラキラ」や「ドロドロ」だけじゃないだろ。もっともっとごく普通な「日常」が見たいんだよ。
こうなったら自分の目で直接見に行くしかない。
好奇心が抑えきれなくなり、気づいたら飛行機に乗っていた。ゆうだい海外お散歩の幕開けだ。世界全ての国の「当たり前」を覗く!そう意気込んで始めたわけだが、これはすぐに相当困難なものだと分かった。
理由は単純、一カ国一カ国が面白過ぎるのだ。タイから始めた一人旅で、いきなりそのタイの「仏教感」にやられた。タイ人は仏教の信仰心が厚い。有名なお坊さんにはブロマイド写真が作られるし、人気なお坊さんが地元のお寺に来訪となると、会社や学校を休んででも会いに行く人が殺到する。まるでお坊さんが「アイドル」並みの人気を博しているのだ。なんだけれども、謎に信仰マナーに関してはものすごく寛容な部分もある。
タイのお寺には露出を控えた服で行くべきというマナーは有名な話だが、実際のタイ人は半ズボンやサンダルでもバンバン入っていく。僕が知る限り、全タイ人が徹底的にマナーを守って参拝しているのはバンコクのワット・プラケオ(日本人における伊勢神宮のようなタイで最も格式高いお寺)だけだ。
あかん、この文化、このギャップ、おもろい、おもろすぎる!!
この「信仰心は限りなく厚いのに、マナーには凄く寛容」なチグハグにも思えるタイの仏教感があまりにも興味深くて、タイから抜け出せなくなった。
ようやくタイを抜けたと思えば、今度はマレーシアやインドネシアでイスラム文化が待ち受けていた。イスラムといえば日本では過激派のイメージが強く、宗教自体に良い印象を持たない方も多いかも知れない。しかし、イスラム教と過激派は全くの別物だし、宗教自体の本質はとんでもなく興味深くて、気づけば今度はイスラム文化圏の国々に幽閉されていた。
これ以上語り出すと僕の熱が制御できなくなるのでここでは割愛するが、ともかくTVやネットで作られた「なんとなくのイメージ」って、現地で生の世界に飛び込んでみるとまるであってない。こういう実体験を元に「世界の常識をアップデートして進む旅」が刺激的すぎて、旅中毒に感染した。今でも長期間同じ場所に留まっていると体が疼き出す…重症である。
一重にバックパッカーと言っても、とにかく観光地を巡る人、写真を撮るため絶景を追い求める人、スリルを求め危険地域に潜り込む人など、その目的は多種多様で、どんな楽しみ方をするも全て自由だ。
それで言うと、とにかく現地の方々と交流し「当たり前」を肌で感じるのがゆうだい流の旅スタイルとなり、それ故に一カ国一カ国どっぷり浸りながら旅をするので、一向に先に進んで行かない。結果的に渡航回数は50回をゆうに超える僕の訪問国数はまだ20カ国程度しかなかった(笑)
このペースで世界全ての国に行こうとすると、達成にここから90年かかる。120歳ぐらいまで旅を続ければ実現可能ということか。「120歳現役バックパッカー」…悪くねぇな。
インビジョンに入社した理由
点てるべきはこんなヌルったい茶ではなく、熱々のお濃茶だろ
一方、地球を歩きまくっているうちに、徐々に「母国」日本への興味も高まっていく。
じぃちゃんばぁちゃんが言ってたあれってこういうことやったんか!!
世界を知ったからこそ日本の良さが体に染み込んできた。
ってかそもそも母国についての知識が最低限あったからこそ、異国文化にも深く没入することができたんだと思う。じぃちゃんばぁちゃんにはまじで感謝だ。
歴史が長ければ長い国であるほど、王朝の入れ替わりも激しく、また民族の争いや交流も増え、文化が交わっていく。しかし日本の場合は、少なく見積もっても2600年以上続く、現存国家として世界最古の歴史をもちながら、その間、一度も王朝が変わっていない(応神天皇や継体天皇時代に王朝が交代したという解釈もあるが、僕は単一王朝解釈を信じている)。
また民族も、岩宿、縄文、弥生時代以降に、大きく交わった痕跡はない。つまり2000年以上もの間、王朝や民族の入れ替わりがなく、この国の文化は紡がれてきた。そう、この国の文化は「交わってできた」のではなく、「紡がれてきた」という言い方がしっくりくる。日本の文化継承にはそれだけのロマンと特殊性が宿っている。
継承の重みを理解し始めたからこそ、当然、じぃちゃんの茶道教室を「継承」したいという想いも、この頃ようやく芽生えていた。でもそれは、すでにじぃちゃんがばぁちゃんの死をきっかけに教室を畳んだ後のことだった。あまりにも遅すぎる気づき。
当たり前の居場所だった茶室と、最大の理解者だったばぁちゃんを失い、その時何もできなかった自分を恨んだ。異国の「当たり前」ばかりにのめり込み、自分の「当たり前」とちゃんと向き合えていなかった。
そのあとは結構迷走した。根底にあるのは「日本文化を守りたい」。そのために色々チャレンジした。YouTubeで直接的に日本の成り立ちや文化について伝える活動もやってみた。しかし、何も成していない僕の実力ではうまく広めていくことができず、次第に再生数を求め、ニュースや時事ネタに手を出すようになっていく。
貪欲に「数字を求めた」結果、それなりに再生数や収益は上がった。でも気づいたらそのチャンネルは、薄っぺらい情報まとめサイトに変わり果てていた。
違う、こんなんじゃねぇ。今の俺のチャンネルにある情報に「Excited!!」はない。点てるべきはこんなヌルったい茶ではなく、熱々のお濃茶だろ。
そう思い、チャンネル登録1万5千人を突破し、ようやく油が乗り始めたYouTubeチャンネルを急遽休止した。
ただ、とはいうものの、何も肩書きや成果がない状態で、再び日本の魅力発信を始めても、また前のチャンネルの後を辿るだけだ…日本文化を守るという理想ばかりみて、現実的な方法は全く分からない状態が続いていた。さて…どうするか…
そんなある日、なんの気なしに「日本文化を守る仕事」とか「日本をよくする仕事」みたいな感じのワードで闇雲にググっていたところ、インビジョンのホームページに辿り着く。
「脈々と受け継いできた「自然信仰」「言霊」「武士道」の文化。これこそ、未来の子供達に引き継いでいくべき日本の資産」
「100億よりも100年続く会社を目指そう」
なんだこの会社、なんだこの社長、熱すぎる。労働環境や条件ではなく、自分たちの想いとビジョンが全面的に押し出された求人票。行き場を失っていた煮えたぎる情熱を受け入れてもらえる予感が走り、衝動的に応募ボタンをクリックした。
しかして、本当に勢いのまま応募したので、実際この会社は何をする会社で、どういう職種があるのかもわかっておらず、応募した後に慌てて調べ直した。
え〜と…応募した仕事内容は…
「HRハッカー」
ナンデスカソレワ???
入社後の光と影
企業なくして文化守れず、人あらずして物は残せず
インビジョンという会社を認識してからわずか1か月後、僕は社員としてオフィスの椅子に座っていた。まさに電光石火の採用運び。憧れを抱くような期間もないままに、憧れの場所に座っていた。
しかしそこで待っていたのは…
え?俺、俺のこと全然わかってないやん!
と自己認識の甘さを痛感する日々だった。
コミュ力は高いほうだと思ってた。でも分解してみると、発信が上手なだけであって、受容するのは苦手…なので「円滑な会話」が得意なわけではなかった。27歳にして、自分が「コミュ障」気味であることが発覚。まさに衝撃の事実だ。
ただ、決してこれは押し付けられた意見ではない。取締役である誠吾さんや智菜さんとの会話の中で引き出され、自ら気づかされたものだった。
特に智菜さんは「1秒フルスロットルナチュラルんるん」という、僕が今まで見たことのない能力を保持した人類で、初めて話す人との距離を縮めていくのに助走がいらない。会って1秒でもういきなり究極の自然体なのだ。
こちらが最初少し距離をとろうと構えていても、智菜さんがるんるんなマブダチっくテンションなので、自ずと自分も自然体になっていく。そして人間の本質が引き出されていく。対人において最強のアビリティだと思う。
知らなかった自分を丸裸にされるのは少々気恥ずかしい部分もあるが、同時に自分の人生のためになることも多い。
例えば「日本文化を守る」という漠然としていた野望も、細かく分解してみると、僕は今まで「茶道」「華道」や「茶杓」「着物」というような文化や物、つまりは無機物ばかりを見つめてもがいてきた。ただただずっと無機物と戯れていただけだった。
しかし、茶道にも華道にも茶杓にも着物にも、日本文化の継承に欠かせないのは携わる企業や人であり、
企業なくして文化守れず、人あらずして物は残せず。
こういう視点がなぜかごそっと欠落していた。これも誠吾さんや智菜さんとの会話の中で気づいたことだ。おかげで全く光が見えなくなっていた野望に、少しの光が差し込んだ感覚がある。
感謝を込めてこの気づきを「天岩戸伝説」と名付けることにしよう。
さすればこの気づきをくれたインビジョンは「アメノウズメ」ということか?
・・・・・
「日本文化を守る」と大層な野望を掲げ入社した直後、初業務としてやっていることは「自分を知ること」
あまりにも地味で初歩的なスタートにも思えるが、それだけ自分に向き合えていない部分が多かったということであり、だからこそ、その野望は行き詰まっていた。
「災害も多く、戦場にもなったこの国で、何百年以上続いている企業って冷静にやばいよね。それはもう企業だけの力でどうにかなることではない。周辺地域の人々から愛され、この企業をなんとかして残したいと思われていたからこそ、続いているんだと思う。」
最終面接の時、誠吾さんが熱く語ってくれた想い。これこそが思い焦がれた「紡がれる」ということだと思った。
日本全体を考える前に、まずは自分を知って、インビジョンを知って、そして企業を知って、「日本の紡ぎ」をサポートするところから始めよう。
エネルギーの源泉
自分が動き出さなければ景色は変わらない
僕は旅中毒である。でも旅とは、ずっと楽しいものではない。なんなら実は、8割ぐらいずっと帰りてぇ〜って思って旅してるw
しかし残りの2割で起こる「出会いと別れ」が、どうしようもなくエモーショナルで、
「やっぱ旅しててよかったぁ!」
とそれまでの不安や不満を一瞬でかき消してくれる。
そんな何にも変えがたい感動の瞬間は、同じ場所でずっと待っていても、向こうから寄ってきてくれるわけではない。8割の退屈な期間中も、常に動き続けて、移動し続けて、その結果巡り合うものだ。
これは人生でも同じだと思う。上手くいっている時も苦しい時も、正解かどうかわからなくても、とにかく動き続ける。
自分が動き出さなければ、周囲の景色は絶対に変わらない。
様々な情報が飛び交い錯綜するこの時代、自分の目で見たものだけが真実。生きるために旅をし、旅をするために生きる。
心が動くモノ・コト108
- 海外一人旅
- タイの「信仰心は厚く、だが寛容」な仏教感
- ラオスの魔法の言葉「ບໍ່ເປັນຫຍັງ」(何とかなるさ!)
- インドネシアのKopi Tubruk(コーヒー休憩)
- 台湾人の国家観と団結力
- ラティーノの情熱的でセクシーなノリ
- 旅の最中、瞬間的に高火力で仲良くなり一瞬でバイバイする人との出会い
- 社交辞令じゃないsee you again
- 以前の旅で出会った人と再会した時のハグ
- 短期的に誰かと旅したあと、また一人旅に戻り歩き始めた時の心細さとワクワク
- 初めて来た街に馴染み、不安が心地良さに変わっていく瞬間
- TCC (Travelers' Century Club)リスト
- 長旅から帰国してすぐに入る温泉
- くっそ寒い日に入る露天風呂
- 日本の田園風景を見ながらドライブ
- 音楽聴きながら海の綺麗さに浸るとき
- インテルミラノ
- 2020年2月ミラノダービーで逆転の火蓋を切るブロゾヴィッチの一発
- アッズーリ(イタリア代表)
- 2006年ドイツW杯での華やかな守備と泥臭い決勝
- EURO2012ドイツ戦のバロテッリの一撃とパフォ
- 2022年8月チェルシー対スパーズ戦で起こったコンテとトゥヘルの場外乱闘
- ガンバ大阪
- 2005年12月リーグ初優勝を決定づけるアラウージョの2ゴール目
- 2008年クラブW杯マンU戦でファンデルサール相手に決めた遠藤のコロコロPK
- CALCiO2020(細江克弥 / 伊東聡志)
- 有川浩の読者と取材対象の「想い」を裏切らない作風(図書館戦争/明日の子供たちなど)
- 有川浩の「人と社会の光」を信じた世界観(レインツリーの国/ストーリーセラーなど)
- 誉田哲也の「人と社会の闇」を暴く世界感(ジウ、ストロベリーナイトなど)
- 男はつらいよ(邦画)
- Replay&Destroy(邦ドラ)
- プロポーズ大作戦(邦ドラ)
- 空飛ぶ広報室(邦ドラ)
- 俺の話は長い(邦ドラ)
- イクサガミ(邦ドラ)
- 長澤まさみと高橋一生のドコモdTVのcm
- Outer Banks(洋ドラ)
- HANG OVER!(洋画)
- Wall Flower(洋画)
- ONE PIECE(漫画)
- キングダム(漫画)
- 進撃の巨人(アニメ)
- ソードアートオンライン(アニメ)
- サイバーパンクエッジランナーズ(アニメ)
- ホリミヤ(アニメ)
- 葬送のフリーレン(アニメ)
- この時代に「自由に聞けない」を貫くFM802初のキャンペーンソング
- 2014年「春の歌」/ POSSESSION=80.2 POR CENTO
- 百合の咲く場所で / Dragon ash
- Expert / KREVA
- クリスマス・イブRap / KICK THE CAN CREW
- 風の日 / ELLEGARDEN
- 花 / a flood of circle
- Start To Rain / ナオト・インティライミ
- Night Time / The fin.
- ANIMA / ReoNa
- My song / 角巻わため
- Bad Day / Daniel Powter
- Closer / The Chainsmokers
- Tired(Kygo Remix)/ Alan Walker&Gavin James
- VCRGTAシリーズ(NEO POLICE / BBB / XVI / Dear13ro)
- e-football
- ホロライブ(Vestia Zeta / アキ・ローゼンタール)
- にじさんじ(ローレンイロアス / 葛葉 /エクス・アルビオ)
- ぶいすぽっ!(八雲べに / 夜乃くろむ)
- チュートリアル徳井
- ラーメンさがみ家の酸辣湯ラーメン(宇都宮)
- 鳴海農園のお米とネギ
- 元祖瓦そばたかせの瓦そば(山口)
- カオサン通りの外れにあった青いパラソルの店のタイティー(バンコク)
- オールドサイアムショッピングプラザのカオソーイ(バンコク)
- プラカノン駅近くの屋台カオカームー(バンコク)
- チュンポンスタイルのパッタイ(チュンポン)
- 各地のママックでてきとうに食べるカレー(マレーシア)
- 台北駅近くの老台客食麺(台北)
- 士林夜市の阿輝麺線(台北)
- 台湾セブンに売ってる赤い涼麺(台湾)
- 軟食力の蛋餅(台北)
- 板橋にある這一小鍋(台北)
- ダッカ旧市街のハジビリヤニ(バングラデシュ)
- 春一番を感じた瞬間
- 夏の雨の後の街の匂い
- 冬の灯油ストーブの油の匂い
- クリスマスシーズンのショッピングモールの雰囲気
- 長時間かかった動画編集が終わった時
- 新しく買ったハードカバーの本を開く瞬間
- 休日早起きして喫茶店で読書を始める瞬間
- 腹の探り合いなしに心の深いところでできる会話
- 終わりの時間を気にせず語り合える時
- アキバや日本橋で推しグッズを求め練り歩く時
- 海外で推しのグッズを見つけた時
- 克己心
- 一期一会
- 政治
- 神話(古事記/日本書紀)
- 伊勢神宮
- 宗像大社
- 神社
- 日本文化
- 茶道
- 躙口
- 着物
- 天皇の国史
- 靖国神社
- 君が代
- 日の丸
- 日本
- インビジョン







