インビジョン通信9月号発行しました

インビジョン通信は、毎月インビジョンのトピックスをまとめた新聞風月報「インビジョン通信」は紙でステークホルダーの皆様へ送っているものです。
インビジョン通信がなぜ紙にこだわっているのか語っているコラムもありますのでこちらも合わせて読んでみてください。
https://www.invision-inc.jp/news/20230425-comeback_analog
2025年9月のインビジョン通信トピックス
9月号のインビジョン通信をご覧いただきありがとうございます!
9月になってもまだまだ残暑厳しいですが、空気に少し秋を感じられてホッとしている今日このごろ。
この前、目黒川にトンボがたくさん飛んでいました。トンボがたくさん飛んでいる水辺では蚊の発生が少ないと聞いて、川沿いに住むものとして、トンボが「安全」のバロメーターになるのかと、トンボを見ると嬉しくなる出汁屋チームのシャークゆうです。
さて、日常の喧騒に追われていると、さまざまなものを見逃していると感じることはありませんか。
単に速さや大きさなど視覚的な制約によって見えないという意味ではなく、目の前に確かに存在しているにもかかわらず、「意識的に知覚していない」ということ。
イギリスの批評家ジョン・バージャーは、その著書『見るということ』の中で、「主体」と「客体」という視点から“見る”という行為を分析している。彼は動物園を例に、人間が動物を「客体」として見ることで、自らの主体性を確認するという構造を指摘した。動物を見つめる行為は、実は自分を見つめ返す行為でもあるのだ。と。
これはほぼ無意識的に知覚していることだと思います。ただ、動物園を訪れる来場者は、対面する動物に対して時に擬人化して見ることがあると思います。
例えば、「あのゴリラの後ろ姿、うちのお父さんみたい」や「ライオンずっと寝てるよ、昼間のお母さんみたいだね」など、身近な人に例えることは、他愛ない擬人化のようでいて、実は自分という存在を“他者の姿を借りて知覚する”無意識の行為なのかもしれません。
インビジョンのコーポレートサイトで最も人気のあるコンテンツのひとつに「メンバー紹介」ページがあります。リニューアルするにあたり、紹介文だけでなく、インビジョン独自の文化でもある「好き108」も新たに掲載しました。
「好き108」とは、煩悩の数“108”になぞらえ、各メンバーが自分の「好きなもの」を108個書き出すというもの。聞くだけなら簡単そうに思えるかもしれませんが、実際にやってみると、意外と108個って出てこないもの。「好き」を掘り下げることは、意識の深淵を覗く行為でもあるのだと思っています。
我々は自分自身のことを理解するために、無意識部分をあえて意識することで、“本質を見極める筋トレ”を、日々の文化として大切にしています
是非、メンバー紹介ページに訪れてみてください。
そして、自分の「好き108」に挑戦するもの面白いかもしれないですね!
さて、今回のトピックスはこちらです!
「メンバー紹介、全員更新」
①インサイドアウトなつながりを作りたい
②「・・・最後死ぬ時にもあってほしい」
③8月25日は川柳発祥の日
④19社目、北日本新聞社と新たに提携
⑤天の声:関東大会・決勝PK戦
⑥四コマ漫画:全員集合⭐︎想いを一つに
⑦茶豆日記:この夏の思い出


この記事を書いた人

林檎屋/クリエイティブ
𠮷田 ゆう
人生の目標は、サメになること。美大を卒業し、サメの魅力を表現する作家として、インビジョンの世界観を広める広報として、二足の草鞋で走行中。約2年間パリでも二足の草鞋走行し、帰国。極度な偏愛性と俯瞰しすぎた視点の持ち主。