メンバー

世界一周を果たしたインドア人間!真理と心理の探求者

インビジョン入社前の経歴

人間って、なんで生まれてくるんだろう。

1995年11月22日、佐賀県の田舎で誕生。
”何も持たずに生まれ、何も持たずに死ぬ。”オーストラリアのアボリジニ〈真実の人〉族を由来として、真と名付けられた。

小学校の作文では、マザーテレサのように人を助けたいと書き、中学校の朝読書の時間では、「魂のゆくえ」的な本を読み、高校生では、ついにメールアドレスを「i save world」にしてしまうという黒歴史までつくりあげた。

真と名付けられただけあって、子どもの頃から私は世の理、真理を知りたかった。
人は死ぬのにも関わらず、なぜ生まれてくるのか?人が幸せに生きるには、いったいどうしたらいいのか?そんなことばかり考えていた。
そして、皆に幸せでいてほしかった。

中身空っぽのルールや礼儀、利益を期待した人脈づくり、日常で繰り返される自己否定や、本当はそうしたくないのに、人にやさしくできない苦しさ。
時々、世の中が奇妙な生き物に見えてきて、世界と隔絶されたような感覚になった。

本当は皆善なのに、心の奥にはピュアな本質が絶対あるのに。社会のルールや教育、情報により不健全な状態になってしまっているだけで、きっと本人が誰よりもがいてる。
そんな世界が苦しくて、そんな世界をどうにかしなければという使命感に駆られた。

大学では心理学を専攻し、社会人になってからは脳心理学やMBTI、セラピーの勉強もした。
インプットだけではいけないとInstagramで言霊を発信し、アートを描いたり、個人セッションもやってみた。
NFTアートで詐欺にあったり、カルト宗教に出会ったりと危険が香る面白いことも色々あったが、「生きづらい人の心をほぐす」という志を掲げ、試行錯誤で活動していたこの時期も、今となっては良い思い出である。

インビジョンに入社した理由

世界一周中、靴を盗られてなければ出会えなかった

出逢ったきっかけは、サンフランシスコに行った時まで遡る。人の価値観は20歳前後で決まるらしいという情報を仕入れていた私は、大学を1年休学し世界一周の旅に出ていた。
格安の男女共用ドミトリーで、同じ部屋のホームレスに靴を盗られたあの事件。フロントに部屋を変えてもらった先で日本人の女性に出逢った。

世界一周しながら働いてるんだ!という面白い働き方に二人で盛り上がり、連絡先を交換。

帰国後、就活生になった私は、その方に久しぶりに連絡し東京まで会いに行った。
その時に、人を大切にするいい会社だよって紹介してくれたのがインビジョン。

”HPを見て、リクナビをみて、うわぁ、ここ好き!!!って一目惚れ。ここに行きたい!って、マジで直感。”(当時の日記より)

ビジョンはもちろん、ハッシュタグ・本質的な人の繋がり、「マッスルはいません」とかいう遊び心、採用基準の「一緒に働けない人」への愛ある一言、説明会動画で話しながらチラチラメンバーの方を見る誠吾さん、選考を通じてのお願い:「素の自分で参加してください」「テクニックを持ち込まないでください」。

キラキラして見えるけど成長を追い求め苦しそうな企業や、人より利益に偏った企業にげんなりしていた私にとって、インビジョンの滲み出るナチュラル感は衝撃。
あまりに心奪われて、「インビジョンの好きなところ」とかいうお手製のラブレターをつくったりもした笑。

初めて会った日、「このあと時間ある?」と誘ってもらった自由が丘での飲み会で、ちなさんが「伝わってるよ。人を大切にする姿勢がすごい伝わってくる。」って言ってくれて、誠吾さんが「つまり、”好き”。つまり、内定です!」と伝えてくれて。嬉しさとあったかさにじんわり。急展開で一緒に働くことが決まった。

人生には時々、何かのはからいとしか思えない不思議な縁があるもので。
後々知ったことだが、サンフランシスコで出逢ったあの方はインビジョンのパートナー企業の方で、しかも”世界一周しながら働く”という働き方は、誠吾さんのアイデアだったらしい。そんなことってあるもんなのか。
全てのピースが噛み合って、なるべくして運ばれたとしか思えない。もし生まれる前に人生の設計図があるのだとしたら、絶対にインビジョンとの出逢いは組み込まれていたと思う。人は出会うべくして出会うっていうけど、まさにそれ。

入社後の光と影

マコトは聖者じゃなくて小娘なんだから

実はこのメンバー紹介記事、2025年5月コーポレートサイトリニューアルに合わせてリライトしているのだが…
2019年入社当時の自分が書いた記事を改めて見直したとき、あまりにも別人でちょっと恥ずかしくなった。

前の自分は、生きづらい人にばかりフォーカスし、善悪はないんだからと何でもかんでも受容しようとしていた。
「まこちゃんは道徳に偏りすぎてるんじゃないか?情報源が偏ってるんじゃないか」と誠吾さんから時々言われていたが、当時の自分はあまり自覚がなかった。
当時の私が無意識的に目指していたのは、聖人君主。そして平等的世界。人間である以上ただの人間のくせに、ジャッジすべからずと非二元的な視点に立とうとして、もはや怒りの感情もわからなくなっていた。
要するに、理想ばかりで地に足がついていなかったんだと思う。

そんなある日、「今日飲みに行くけど、行く?」と誠吾さん。この日はHPがすっからかんで、何か苦しいとは感じつつも、自分の感情に気づくことは苦手な私。いつも通りに働き終えたつもりの夜だった。

某居酒屋にて、誠吾さん・ちなさん・大地さんと久方ぶりの飲み会。
「今日会社来た瞬間、おかしいと思ってたよ。」
「多分私、マコトよりマコトのこと気づいてる」
「このまま帰ったら良くないなって思ってさ」
って、私の様子がおかしいから誘ってくれた飲み会だった。

私がポツポツ話す心のうちを聞いてくれ、
「聖者じゃなくて小娘なんだから」と一気に笑い飛ばしてくれた。瞬間、物凄く楽になった。

ちょっと地上から浮いてた理想主義者から、地に足のついたリアリストへ。
平等ではなく公平。道徳に偏りすぎるのではなく、道徳と商売は表裏一体。
資本主義が嫌いで、お金を悪いものだとすら思っていた私が変わったのも、政治・経済・歴史と世の中を学ぶ面白さを知ったのも、やさしさ=受け入れるではなく、=ハッキリ耳の痛いことでも伝えることだと思えるようになったのも、インビジョンに出会い向き合ってもらったから。

もらったものが多すぎて、過去を思い出すだけで、感謝の涙すら出てきてしまう。
社会人になって新卒で初めて働いた会社がインビジョンで、皆さんに育ててもらったこと、受け取ったことの尊さ、出会えたことの有難さ、何度感じたかわからない。

エネルギーの源泉

生きてるんじゃなくて、生かされている。

すべてのエネルギーの源泉って、感謝なのかもしれないと最近思う。
それは形骸化した道徳的な感謝ではなくて、ちゃんと見る、ということ。一日に朝と昼と夜があり、心臓が動いてることを、ちゃんと感じるということ。
戦争や飢餓を乗り越え、生きてくださったご先祖様がいたから命が繋がっている。脈々と受け継がれる命や縁の中に、インビジョンをつくってくれた誠吾さんがいて、インビジョンに出会わせてくれた人がいて、取引先の皆さんやピンチを助けてくれた方々がいるから、こうして会社が続いている。
そういう人の繋がりや脈々と受け継がれてきた精神を、ブラさず大切にし続けてきた企業が、永きに渡り日本を支えてきたのだろう。
誰かを幸せにすることも、自分を幸せにすることも、ここにかかっている気がしている。

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心が動くモノ・コト108

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  • 11月22日
  • ちなさんとのよもやま話
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  • 「弊社ダシ屋と申します:死を覚悟したから得た悟り」の章
  • 人は出会うべき時に出会うべき人と出会う
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