未完を知ったら、おもしろいがやってきた。

「仕事で遊びたい。」

最近心をかけめぐる気持ち。やっぱりコラムを書くなら、左脳じゃなくて右脳で書きたい。気分を変えて、自然のある場所で言葉づくりをしようと油山にやってきたけど、蚊がわんさかやってきて、耐久時間は約14分。まあ、遊びに来たのだから、遊ばれることもある。

そろそろ遊んじゃおうかな

そろそろ遊んじゃおうかな
そっと出かけてみようかなーんて
嗚呼 嗚呼 あの空に
恋とか、しながら

最近、想いをカタチに会のコンテンツ用アンケートで「自分の心の支えになっている一曲は?」という問いがあった。夏頃、中目黒のタイ料理屋・クルンサイアムで、ちなさんに教えてもらって二人でポロポロ泣いた曲、「この世界に国がなかったら/LEX」を回答したけど、もう一曲悩んだ曲がこれだった。

ストロベリー・フラワーの「愛のうた」。平成生まれならきっと知ってる、ピクミンのテーマソング。子どもの頃から、この曲がなんか好きだった。

人間幸せになるにはどうしたらいいんだろう?って問いを持ち続けた学生時代。先輩・マズローさんは「自己実現欲求」をピラミッドの一番上においたけど、自己実現とか果たすべき使命とか、力入るほど、自分も周りも爆裂に肩こりになる。

おっきく追っかけるものより、待ってよ、にんげん、もっと大事なものってあるんじゃないか。

未完を知れ。

クルンサイアムでLEXの曲を教えてもらった時、当時営業で数字を達成しなければ!とか、人生の使命はこれだから、苦しくてもやるんですとか、もう絵に描いたような爆裂肩こりの人だった。誠吾さんから、まこちゃん、とりあえず今日は好物のクリームパスタ食べなよ。と言われたこともあるけど、今ならそう言いたくなる気持ちがわかる。

「ちなてぃ、みんな不完全だから、人間やってるんだよ。」

インビジョンドキュメンタリー動画「インサイドアウト」の中で出てくるエピソード。ちなさんのターニングポイントになったこの言葉。言葉の主は「まこママ」。何を隠そう私の母である。

この時私はまだ、頭で理解していた未完。

自分の完璧主義にホトホトうんざりして、時々垣間見る人間の嫌なところにくらって、人間という生き物が嫌いになりかけたりもしたこの一年。もう心がしおしおになっていた時、お客さんのやさしさに救われたりなんかして。

△大好きなお客さんとの写真。長崎・稲佐山の山頂にて

 

この世に生を受けて30年。やっと気づけた。
そうか、前提が違ってた。
人間ってオロカなんだ。未完なんだ。
最初っから最後まで、そうなんだ。でも、だからかわいいんだ。

勝手に高い基準を設けて、差分ばかりみて、自分を苦しめていたのは自分自身。未完を受け入れてみたら、思いがけず、未完な人間をおもしろがる気持ちが湧いてきた。

前回の想いをカタチに会でもらった宝物、ちっちゃな楽しむとおっきな楽しむ。
ちっちゃな楽しむを忘れて、おっきな方ばっかり見ていた。
そんな自分の傲慢さを知る。未完だから、皆でできる。人の、チームのありがたさを知る。

未完を知るってすごい。
受け入れた時に出てくるものは、人間への好奇心と、思いがけず感謝だったから。

△油山に足を踏み入れたら目に飛び込んできた看板

 

光と影が、この世の法則

インビジョンでは、最終面談で「生き様グラフ」というのをやっている。

これまでの人生を振り返りながら、心が動いた出来事をグラフにしてもらう。うれしかったこと、夢中になったこと、ときにはうまくいかなかったこと。話せる範囲で、その人が歩んできた道のりを聞かせてもらう時間だ。

生き様グラフは、人の人生に触れる。

ずっとポジティブな人生、なんてあるワケない。
完璧人間、なんてつまらない。(てか、そんなんいねぇ)
電荷のプラスとマイナス
ニュートン第三法則・作用反作用
冗長率
インビジョン18期テーマは「光と影」(今期は、JOBTRIP)

+100があるなら−100があって、葛藤したり、メチャクチャ落ちたり、世の中に憤ってみたり、アフロではみ出してみたり、だから気づきがあって、歓びがある。美味しいお魚は、めちゃくちゃ泳いで筋肉あるけど、程よく脂がのっている。

人間臭いから、いいんじゃない?

さっきの看板をみて、隣にいた有瀬ちゃんが驚いて言った。「”色々”って、この字なんですね!」。

うん・・、いつも、その字のはずなんだけどな。と内心ツッコミつつ、漢字がいつもと違った景色に見えたんだろうなと思った。その感性、好きなやつです。

でもこの話、案外深くって。「色」の成り立ちは、人が重なり合う姿。人間の顔色や心情を表した漢字らしい。有瀬ちゃんの問い、言い得て妙じゃん!と後から伏線回収。

つまり、人間、色々で。もうハナから未完なわけで。神話の神さまも、喧嘩ばっかりしてるしね。スイも甘いも、その人が歩いてきた道=生き様。人生には、自然とハミ出した冗長率があるくらいがちょうどいい。

そういう誰かの人生に、リスペクトのある採用でありたい。そして一緒に仕事を面白がれる、そんな繋がりが増えるといい。

人間色々あるけども、こんな世の中だからこそ、ホンモノの繋がりを大事にしたい。
絶対インビジョンがブラしたくないとこ。

てげてげ、楽しく、いってみよう。
てげてげは、最近宮崎日日新聞社の皆さんに、教えてもらった言葉。

まとめると、人間臭くていいじゃない。

△集合体恐怖症の人は、注意してね。

 

▼インビジョンのコンテンツ、良ければもっと巡ってみてください。
https://www.invision-inc.jp/media/

この記事を書いた人

坂牧 真

カスタマーサクセス
江戸前盃屋

坂牧 真

心理と真理を探究する人間探究型人事。大学時代バックパッカーで世界一周中、サンフランシスコで出会った方のご縁でインビジョンと出会う。戦略人事として人間と採用・組織に向き合いながら広報やクライアントワークを兼任。禅の精神とバガボンドが好き。時々植物とおしゃべりする。