オフィスお出迎え「セルフレジ化」に待った!
上方盃屋のカスタマーサクセスを担当している大村です。
今年4月に娘が小学校に入学、自分から「やりたい!」って、空手なんかも始めちゃったりして。成長の早さに日々驚かされる今日この頃。
慌ただしくも平和な日常の中で、最近ちょっと寂しいことが。近所のよく行く小さなスーパーが、ついに全面セルフレジに変わって。
数か月前、いつもと変わらずレジに向かうと、液晶画面を前に「これどうやるの?」「ここも変わっちゃったのねぇ…」と、混乱し、困っているおじいちゃんやおばあちゃんたち。
その姿を見て、胸がキュッとなって、ハッとした。
あぁ、この人たちは単にお野菜や牛乳を買いに来ていただけじゃないんだよなぁ。ここで会う“いつもの店員さん”との「最近あったかくなったね」「孫が今度帰ってくるんだよ」って、なんてことない些細な会話を楽しみにここへ足を運んでいたんだろう。
セルフレジの導入で、並ぶ時間は減り、手続きはスマートになった。だけど、便利って、時にどうしようもなく寂しい。……あれ?これって、スーパーに限った話じゃないのかもなぁ。
スマートな対応の裏で、会社の温度が静かに下がっていく
世の中、「効率化・自動化」が当たり前の時代。オフィスの受付も最先端のクラウド受付システムが導入され、画面をタッチすれば担当者に自動で通知が飛ぶ。受付に人を常駐させる必要もなく、内線電話を取り次ぐ手間も省けて、丁寧で、間違いはない。
でも、スーパーのセルフレジと同じように、どこか寂しい。
娘が「ママ、ただいまー!」ってお友だちを連れてきたら、玄関のドアを開けて「よく来たねぇ。さっ、手ぇ洗っておいで。」って歓迎するんだけどなぁ。
そもそも、求職者がなぜそのオフィスのドアを叩いてくれたのか。
それは、求人原稿という「ラブレター」を読んで、熱い想いや社風に共感し、人生の大きな決断をして、この会社を選んでくれたから。(ひと目見たらほっとけない求人原稿のヒントはこちら)

―—最初の数秒で、人はその空間の温度を本能的に察知するらしい。
明日の仲間になりうるその人への思いやりや愛情も、なぁんにも難しいことじゃない。お出迎えの瞬間、ひとりひとりの所作ひとつで温度って変わるのかも。
最終面談のあの日、私の当たり前は心地よく裏切られた
もうすぐ入社してから丸4年。忘れられない最終面接のあの日。
田舎者の私は初めて降り立つ「中目黒駅」にドキドキ。緊張しながらも、事前にもらった「オフィスへの道のり動画」の優しさに背中を押され、無事到着。
ワクワクと緊張が混ざり合った、妙に長く感じる3階までのエレベーター。チーン、と音が鳴って、エレベーターの扉が開いてからのことは……正直、緊張しすぎてあんまり覚えてない(笑)
だけど、そんな中でも、記憶に残っていることがあって。
まだ入社も決まっていない、ただの応募者の一人でしかない自分に対して、鼓舞屋(CSチーム)の先輩たちが仕事の時間を割いて「大村さんもお子さんいるんですね。なんでも聞いてくださいね。」って、ひとりひとりがあだ名の名札をつけて自己紹介。「私のパソコン使ってください!なんかやってみますか?」って、業務体験まで。
…そして、なにより、会う人みんなが私に対して気持ちのいい挨拶をくれた。
前職の病院勤務時代は、それぞれが自分の持ち場へ向かって淡々と業務をこなしていて、面接に来たであろうリクルートスーツの人に対しては、どこか冷たい視線が送られていたり。
だからこそ、インビジョンのこの空気感に、心底びっくり!「最終面談って、こんなにいろんな人が歓迎してくれるものなんだ…」うわぁ、あったけぇ~。(求職者の気持ちが丸わかり。インターン生のリアルな求職者体験ジャーニーはこちら)
お出迎えから「忠恕」を宿す、私たちの想い
さて、今度は自分がお出迎えする側になって、私はあの日の裏側を知ることに。なぜ、あの時、まだ見ぬ新人だった私のことをメンバー全員が知っていて、あんなにあたたかい歓迎ができたのか。
その答えは、私がオフィスに到着し、エレベーターのボタンを押すよりもずっと前に……
社内の共有チャットに投げられた「これから未来の仲間が来るよー!」というお知らせ。

そうか、私がオフィスに足を踏み入れるずっと前から、みんなが私の背景を知り、私の緊張を想像し、心を合わせて待っていてくれたんだ。
まさに、日本の伝統文化にある歓迎の「しつらえ(設え)」の正体。
茶道の世界では、客人が来る数日前から庭を掃除し、その人のためだけに季節の花を活け、相手を想って掛け軸を選ぶ。つまり、特定の目的のために、目に見えないところでどれだけ時間を投資して準備ができるか、ということ。
インビジョンにおけるお出迎えの「しつらえ」は、「今日来る求職者が、どんな背景を持ち、どんな覚悟でドアを開けるのか」を事前に共有し、全員で心を合わせて待つこと。
周知するために使うのはデジタルなチャットツールだけど、そこで流通しているのは、相手の立場に立って徹底的に思いやる、忠恕の心そのものなんだ。
大切なことはハショらない。効率化の時代にこそ「忠恕」を。

転職活動は、人生における一大イベント。求職者は大きな覚悟と緊張感を持って最終面談に来る。
大切なのは「今日、最終面談に来るあの人は、どんな想いでここまで来てくれたんだろう」と、相手の背景を想像する「忠恕の心」だけで十分。
おじいちゃん、おばあちゃん。やっぱ、心と心を通わすのはアナログだよね。
▼そんなインビジョンのコンテンツ、良ければ巡ってみてください。
https://www.invision-inc.jp/media/
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カスタマーサクセス
上方盃屋



